ゲーム好き女のオススメ達

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子供の頃からゲーム大好き。ゲームやアニメを好きなものだけ綴ります。

90年代にハマった!【今もう一度読み返したい漫画】アラサーオススメベスト7

90年代ーーーー。

私の小学校、中学校、高校の青春学生時代です。

 

漫画を読み始めたのは小学生。当時は女子は「りぼん派」「なかよし派」に分かれ、ほとんどの子が毎月どちらか買っていました!!私は姉が居たので姉が「なかよし」、私が「りぼん」で読み終わったら交換して読んでた記憶があります。

 

小学生高学年になると単行本をかなり大量に持っている神様みたいな子が現れ始め、その漫画がクラスで回り始めます。私はこのあたりで「りぼん」「なかよし」以外の漫画、「少年ジャンプ」や「少女コミック」に触れていきました。

 

今では少女漫画より少年漫画の方が好きなくらいです。

「恋愛でキュン♡」とかよりも、「努力!友情!勝利!」とかジャンプ魂みたいなのが好きです。戦う系、武闘会とかスポーツの大会とか大好物。異世界とか、あんまり現実味のない世界観の漫画も大好きです。

 

そんな私が今、久々に読み返したいなーと思った90年代にハマった漫画をベスト7にしてみましたので紹介させて下さい!同世代の方は共感してもらえたら嬉しいです。

 

因みに「ワンピース」や「NARUTO」も超ハマっていましたが、ワンピースは今も連載中、NARUTOはほぼ2000年代の思い出が強いので今回は除外しています。

 

 

魔法騎士レイアース

 1993年11月〜1996年4月

「なかよし」にて連載された異世界ファンタジー少女漫画。

1993年、東京タワーでの社会見学中、中学2年生の3人の少女獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風は偶然出会った。窓の外、眩い光の中に浮かび上がる謎の少女の幻影を見た3人は、その直後異世界「セフィーロ」に召喚される。そこで出会った導師クレフの導きを受けて、3人は魔法騎士(マジックナイト)としてセフィーロを救う旅に出ることに。

引用魔法騎士レイアース - Wikipedia

 これは単行本を自分で集めていた程大好きでした。CLAMPでは「カードキャプターさくら」の方が今では有名かもしれませんが、90年代世代では断然レイアース!!!

この時期はセーラームーンとかも流行っていて、正義の味方のヒーロー少女漫画が沢山溢れていました。ウェディングピーチ怪盗セイントテールも同時期だったような。レイアースも正義の為に戦う女の子の点では例外ではありません。アニメ化もされました。

 

この頃からRPGとかのゲームが大好きだった私は、彼女らの「甲冑」デザインががたまらなく可愛くて可愛くて!!みんなセーラームーンに感化されすぎなのか制服とかヒラヒラのプリプリのミニスカートに変身していく漫画やアニメが多い中、「制服姿に甲冑」、そして「魔神」という大型「ロボット」に乗り込む!この設定が好きでした。可愛いだけじゃなくてカッコいい!!と当時大興奮したのを覚えています。

 

更にはネーミングセンスが良くて、登場人物らは当時の車のカタカナ名義を多く使っていて洋風オシャレな感じが多い中、魔神騎士の技の名前が「紅い稲妻」「緋焰の舞」「戒めの風」「紅い閃光」など日本語漢字のの技なのが良かった!他の戦う少女漫画じゃほぼカタカナが当たり前だったので、当時はこの技がゲームっぽいし超絶カッコよく思ってました。今思うと私の好みがちょっと厨二病だったのかも。「召喚」とかも大好物ですし!そんな心をくすぐるワードが沢山出てくる漫画でした。

 

戦う可愛い女の子のファンタジー漫画の一言ではまとまらないくらい、セフィーロという世界観が本当に良かった!!ただのキャピキャピでは終わらない、ちゃんとしたバトル漫画です。バトルはカッコよいし、エンディングは泣ける、そして少女漫画ならではの恋愛要素はしっかりあるけどくどくない。あくまでサブ要素としてという感じで良かったです。RPG好きの戦隊好きは是非読んでみてください。

 

シャーマンキング

1998年7月〜2004年9月

週刊少年ジャンプ」にて連載された霊能バトル少年漫画。

霊能力者(シャーマン)の少年麻倉葉が、シャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、全知全能の力を持つシャーマンキングとなるための戦いを描く物語。

引用 シャーマンキング - Wikipedia

霊界とか妖怪とか大好きな私にうってつけ!!絵は可愛らしいのですが、ジャンプらしくこの主人公「麻倉葉」が強くてかっこいい。この漫画ではドラゴンボールでいう悟空的なポジション。バトルも結構面白かったし、ジャンプのバトル漫画!って感じで大好きでした。

長期連載ではありがちなのが、マンネリなのか飽きられてか分かりませんが段々人気が低迷してきてしまうこと。シャーマンキングも例外ではなく、最後は連載打ち切りのカタチで最終回を迎えました。その終わり方が凄くて、インパクトがあった事を覚えています。そこで話題になるように計算して仕組んだのか、作者の方はすごいなと。

 

そしてその後に完全版を出したのは流石です。ジャンプ連載の最終回が「???」で無理矢理感ともまた違った終わり方だったのですが、その最終回での伏線回収もあり色々とスッキリできるものになっていました。でも連載時よりちょっと間があきすぎて忘れてたところもあったのでまた纏めて読み返したいと思ってます。

 

因みに麻倉葉の子供を主人公にした「シャーマンキング FLOWERS 」は私はそんなにという感じでした。やっぱり本編が1番面白い!!私の中では主人公の子供を主人公にしても面白いのはドラゴンボールだけ!ボルトも嫌いじゃないけどやっぱりNARUTOのが面白すぎた。

 

幽☆遊☆白書

1990年〜1994年

週刊少年ジャンプ」にて連載された霊界バトル少年漫画。 

主人公の浦飯幽助とその仲間たちの活躍を描く冒険活劇。主人公が死亡するところから物語が始まり、生き返る試練を受けることになる。

様々な出来事を経て生き返る。そして、霊界探偵として活動する。

引用 幽☆遊☆白書 - Wikipedia

 これはもう女子も男子もほとんどの子がハマったのではないでしょうか?アニメもやっていましたね!私はアニメから入りました。飛影と蔵馬の人気が異常に高かったのを覚えています。そして私は蔵馬派。女子は二分されていましたが、まわりの男子はみんな飛影好きだったのを覚えています。

 

上でも書いたシャーマンキングにも近いものがありますが、こちらも霊界、魔界と絡んでくるお話で大好きな世界。

脱線しますが同じく霊界、死神とか出てくる「BLEACH」も大好きですよ!

 

個人的には序盤の霊界探偵編よりも、戸愚兄弟とかと戦う「暗黒武術会」あたりからのがハマりましたね。天下一武道会とかみたいにジャンプはやっぱり大会で戦って欲しいので!!!しかもこういうバトル系ていつもちょっと感動したりするので好きです。

桑原とかビジュアル的にか周りでは人気無かったですが、私は途中から好きになってたなー彼の人柄が良い!何だか憎めないですよね。というかこの漫画はメインキャラクター全員が魅力的でした。

 

ジャンプの格闘少年漫画を代表する一作です。

 

アリスにおまかせ!

1992年2月〜1995年10月

「ちゃお」にて連載されたオカルト要素強めの恋愛漫画

 二階堂アリスは高校1年生でラグビー部のマネージャー。スケベでお調子者の部員小野寺克巳のことが少し気になる。ある日、学校の帰りに雷に打たれるが、その時に拾った水晶のおかげで無傷で助かる。その後予知夢を見るようになると同時に、克巳に想いを寄せる幼馴染の近藤さやかがアンティークドールのキャサリンを使ってアリスをつけねらう。 水晶の力を借りて何度も危機を切り抜けて行くアリス。やがてアリスは、克巳の曽祖父・小野寺総二郎とキャサリンの悲しい過去を知り……。

引用 アリスにおまかせ! - Wikipedia

 当時の女子小学生の恋愛バイブル漫画のひとつ「ちゃお」に掲載されていたにも関わらず、これは恋愛漫画というよりもオカルト、サスペンス、ホラーというカテゴリの方が合っていると思う当時からすると異色作。

 

絵も可愛いし、学校生活での恋愛エピソードは少女漫画そのものなのですが、何にせよこのキャサリンが本当に怖かったです。当時は小学生だったから本当に本当に恐怖でした。夜は読めないほど。

 

雑誌を買うのは当時のお小遣いで買える、数少ない毎月の贅沢だったので、毎月何度か読み返していましたが「アリスにおまかせ!」だけは一回しか読まなかったです。というか怖くて読みたく無かったけど、せっかく買ったから一回は読まないとくらいの精神で読んでいたのでパラ見でした。それでも怖いから結構記憶に残ってるんですよね。子供ながらに「怖いもの見たさ」な興味は少なからずあったのでしょう。

 

大人になった今ならそこまで怯えずに読めると思うので、機会があれば是非読み返してみたいと思ってます。きっと私と同世代でキャサリンがトラウマっていう人は結構居るはずです!!!

 

SLAM DUNK

1990年〜1996年

週刊少年ジャンプ」にて連載された高校バスケットボール少年漫画。 

神奈川県立湘北高校に入学した赤い髪の不良少年・桜木花道は、188㎝の長身と抜群の身体能力を見そめられ、バスケットボール部主将・赤木剛憲の妹である晴子にバスケット部への入部を薦められる。晴子に一目惚れした花道は、バスケットボールの全くの初心者であるにもかかわらず、彼女目当てに入部。その後、地道な練習や試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚め、その才能の芽を急速に開花させる。

引用 SLAM DUNK - Wikipedia

私にとって人生で初めてハマったスポーツ漫画がスラムダンクでした。最初は土曜の夜にセーラームーンを見終わった直後に始まっていたからアニメを見ていたくらいだったのですが、漫画はアニメの倍以上の面白さで既に何度も読み返しています。

 

何と言っても絵が超絶上手いですよね!バスケの試合の様子が漫画でここまで臨場感、躍動感を感じることが出来る事に驚きました。

 

花道の成長もさることながら、一人一人のメンバーの背景も好き。特にいつもあまりスポットライトが当たらない木暮先輩がシュートを決めた試合は良かったです。でも全試合選べないくらい良い!!全試合泣ける勢いです。

 

全員が絵に描いたような優等生でもないし、イチャイチャ仲良くしてる訳でもない。けど段々チームワークが出来てくるところがすごく良いです。メンバー全員個性があって全員が魅力的!!「部活」って感じ大好きです。

 

山王戦の終盤、セリフの無いシーンが続きますが、セリフがない漫画でこんなに号泣できたのは後にも先にもスラムダンクだけでした。セリフがなくてこれだけ読者に伝わるのは凄すぎます。

 

青春バスケ漫画で間違いなく1番の傑作だと思います。何度読んでも泣ける!!

 

ふしぎ遊戯

1992年〜1996年

少女コミック」にて連載された異世界ファンタジー少女漫画。

 高校受験間近の中学3年生の夕城 美朱(ゆうき みあか)と親友の本郷 唯(ほんごう ゆい)は『読み終えた者は主人公と同様の力を得、望みがかなう。』という序文に釣られ、図書館の立ち入り禁止区域で見付けた四神天地書という書物を開いて、中に吸い込まれてしまう。そこに待っていたのは、古代中国に似た異世界―四正国の紅南国と、額に鬼の字を持つ青年―鬼宿(たまほめ)との出会いだった。

引用 ふしぎ遊戯 - Wikipedia

古代中国の四神や二十八宿里見八犬伝などを題材にしている「ふしぎ遊戯」。この「古代中国に似た異世界」の雰囲気がすごく良いです。この漫画も大きな戦いは存在しますが、そこは少女コミックらしく主人公美朱と鬼宿の恋愛が1番の軸。

 

渡瀬悠宇先生は当時の女子から大人気でとにかく絵が綺麗!!ふしぎ遊戯だけではなく、主人公の女の子は可愛い元気なドジっ子キャラが多く、そして何故か登場するイケメンキャラほとんどから好意を寄せられる羨ましすぎる逆ハーレム設定が主流。

そして「りぼん」ではなく「少女コミック」連載なので少しだけエロ要素があったので当時の女子小学生はドキドキキュンキュンしていました。エロ要素と言っても大人になって見たら全くエロくないんですけどね。りぼんしか恋愛を知らない小学生からすれば「キスされる」「押し倒す」だけでキャー!って感じでした。可愛かった。

 

登場人物全員美男美女の逆ハーレム。そして古典要素大な魅力的な異世界での感動ファンタジー。女子の好物が沢山つまった作品です。

 

封神演義

1996年〜2000年

週刊少年ジャンプ」にて連載しれた古典ファンタジーバトル少年漫画。

今から3000年前の古代中国、殷の王朝時代。第30代皇帝紂王は文武共に優れた名君であった。しかし邪心を持つ仙女妲己を皇后に迎えて以来、彼女の怪しい術に惑わされ、かつての賢君は見る影も無い抜け殻になった。悪政を続ける紂王と妲己によって国は乱れに乱れた。そこで仙人界崑崙山の教主元始天尊は悪の仙道を神界に封じ込め、革命による新たな王朝を作る計画「封神計画」を弟子の太公望に実行させる。

引用 封神演義 (漫画) - Wikipedia

 中国明代に成立した神怪小説「封神演義」がモチーフ。全てが原作通りでは無く、超古代先史文明や古代宇宙飛行士説などの考えも巧みに組み込まれた計算されつくされた凄い作品。本当に凄い。そして凄い面白い。

 

絵柄や衣装の感じも独特で、これまた古代中国の世界観が凄く良いです。ふしぎ遊戯も古代中国風ですけどまた違った雰囲気がありますね。

そしてやっぱりジャンプなのでバトルが燃えます!!燃えるし感動する。特に黄飛虎一家のエピソードは全部涙不可避。でも誰か封神される度に私は泣いていた気もします。それぞれの背景や想いを上手に描いているので、感情移入してしまう事が多かったです。封神演義も後半は結構泣いた記憶。

 

四不象が可愛いのも癒されました!

 

全体的に結構話が複雑だったので、大人になった今読み返すとまた違った視点でも理解が深まりそうなので復習したいと思っています。モチーフの古代小説封神演義や古代先史文明、古代宇宙飛行士説の思考がココに入れてきたのね!とか分かったらもっと楽しめそうなので。今個人的に1番読み返したい!

 

 

いかがでしたか?

懐かしい!と思った方。知らないけど面白そう!と興味持って下さった方。是非手にとって見てくださいね。読書の秋、私も読み返してみようと思います。